「人を採用する」、「働いてもらう」、「お給料を払う」、従業員を雇うことは、言葉にすれば簡単です。
しかし、大企業から個人経営の小企業まで、私がお会いした経営者の方はどなたも「人を雇うのは大変だよ」とおっしゃいます。「募集しても人が来ない」「来てもすぐやめる」「能力が期待どおりではない」といったお困りごとは日常茶飯事です。
それだけではなく、「不祥事を起こした」、「労働組合に入って団体交渉を求められた」、「残業代を求められた」など、本気で取り組まなければならないトラブルが起こることもしばしばあります。「こんな厄介ごとを抱え込むぐらいなら、人なんか雇わないでおきたい」、といわれる個人事業者の方もおられます。
しかし、社長一人で会社を大きく成長させることは難しく、また、社長のご家族の協力をいただいても限界があります。会社の成長には、従業員の働きはどうしても不可欠です。
会社規模は大きいのに、従業員同士や、従業員と経営者との意思の疎通が上手くいっている企業もあり、「あそこはなぜ、いい人が集まるのだろう」とうらやましく思われることもあるでしょう。
私は、２００４年に弁護士登録をして以来、中小企業を中心とした会社の法律問題を多数扱ってきました。
その中で、「もっと早く弁護士に相談してくれたら、このトラブルは防げたのに」と思うこともあり、従業員と経営者のトラブルを防いで、会社を成長させてほしいとの思いを強くしてまいりました。
また、万が一、労働者との間でトラブルが起きてしまったら、会社へのダメージを少なくして、良い解決をし、次につなげてほしいとの考えを持っております。
弁護士は法律の専門職である以上に、問題解決の専門職です。労働問題でお悩みの経営者の方は、ぜひご相談ください。一緒に考え、将来に向けた良い解決を目指しましょう。
